被害者施策を学ぶ
手稲区保護司会は2月3日、手稲区民センターで第3回地域別定例研修会を開きました。今回は、行田桜子観察官を講師に、犯罪被害者施策について学びました。
保護司は、犯罪加害者の更生を助ける役割を果たしていますが、被害者の権利を保護する法制度の整備に伴い、被害者の心情をふまえた保護観察の充実も求められる時代になりました。
犯罪被害者は2019年に全国で95万人もいました。この日は、被害者の心身の状況を理解するために架空の事例を検討しました。被害者が心情等伝達制度を利用して保護観察官に気持ちを伝えた場合、保護司はどのようなことができるか、突っ込んだ質疑が交わされました。