研修会「保護司の複数担当」

 手稲区保護司会は4月25日、区民センターで本年度第1回定例研修会を開きました。北村美道保護観察官が「保護司の複数担当について」話しました。
 複数指名は対象者の抱える問題の複雑化、多様化に対応するのが狙い。新任保護司が担当する事件や、保護司が希望する場合などに導入されています。北村観察官はメリットとデメリットを実例に沿って説明。「あくまで担当保護司の意見を尊重したうえで」複数指名すると語りました。
 このあと、複数で担当する時の留意点について、参加者が数人ずつの小グループで討論しました。報告書の内容を互いに把握するなど情報の共有方法を確かめました。

講演する手稲区担当の北村観察官(右)