鎌口さんに全国表彰を伝達

 2022年の社会を明るくする運動作文コンテストで日本更生保護女性連盟会長賞を受けた鎌口栞奈(かんな)さん=稲積小6年=に1月24日、表彰状が同小で伝達されました。
 吉原克紀・札幌保護観察所長が、釜口さんに表彰状とクリスタルの盾、図書カードを手渡しました。鎌口さんは、20年間、保護司を続けている祖父に「加害者と関わることはこわくないの」と質問。祖父から「こわくないよ、皆同じ人間だからね」と聞いて、ただ「悪い人」でしかなかった犯罪者のイメージが変わったことを書いています。
 吉原所長は「(今回応募した全国の小学生)13万人の中から選ばれました」とたたえました。鎌口さんは何度も書き直して応募しただけにうれしそう。栞奈さんの祖父が喜んであちこちに電話したそうです。
 受賞作「独りぽっちにさせない」の全文は、こちらで読むことができます。
 

表彰式
吉原所長(左)から表彰状を受けた鎌口栞奈さん