保護観察の9割が少年
第2期地域別定例研修会が12月4日、区民センターで開かれ、千葉雅己観察官が「遵守事項」について説明しました。
研修の冒頭、手稲区内の現状について話しました。それによると、保護観察は、少年が20人、大人が2人の合計22人。実に90%を少年が占めています。少年犯罪には集団型と独立型がありますが、手稲は集団型が多いそうです。
このほか、出所後の生活環境調整は15人で、このうち、引受人宅に帰住可能が10人、調整中が3人、不可が2人となっています。
遵守事項は保護観察の対象者に守るよう義務づけ、保護司が指導する基本になります。この日は事例検討を交えて学びました。