特殊詐欺を防ぐには
「相談できる近くの信頼できる人にみなさんにもなってほしい」ー。7月4日、手稲区民ホールで開かれた第73回社会を明るくする運動の総決起集会。手稲署の山崎哲也生活安全課長は、闇バイトや特殊詐欺の被害防止を訴えました。
SNSで高額などと”闇バイト”に誘われても、途中で気づいたときにはっきり断ること、脅されたら警察や信頼できる人に相談することを勧めました。
特殊詐欺は今年6月末までに区内で22件発生し、昨年同期より6件増えています。被害額は1174万円に上ります。詐欺の予兆電話も100件に迫る勢い。パソコンの音がいきなり鳴って「警告」が表示され、示されたところに電話して被害にあった身近な例も挙げました。
対策として警察の相談専用電話#9110の活用や、電話で息子との合い言葉をつくることも提案。家族や地域の人たちと「支え合い、助け合って」詐欺防止を求めました。